

2004モデル以来、3年ぶりのフルモデルチェンジを果たした2007モデル YZF-R1。
試乗を終えるなり「スゲーすごくいい!」と思わず口に出していました。私だけでなく、他のYSPの皆さんからも同様の発言が聞かれ、2007年モデルの予想を上回る進化を実感しました。いわゆる「YZF-R1らしさ」は残しつつ、各部が2006モデルまでとは全く感覚が異なるほどの進化を遂げていると言ってもよいのではないかと思います。

2004〜2006モデルのYZF-R1に乗っているユーザーの方は、きっとその違いに驚かれると思います。このクラスのマシンは、各メーカーが持てる技術を最大限に投入し、威信をかけて開発するマシン。公道での扱いやすさを考慮しつつ、よりレースで勝てるマシンを目指して作られたというこのモデルは、走り出した瞬間に旧モデルとの違いが感じられました。2006モデルまでのYZF-R1も十二分のパフォーマンスを発揮するマシンでしたが、2007モデル
YZF-R1は、それをさらに超えている感じです。
  

一見するとデザイン面の変化がわかりにくいのですが、細部に目を凝らして行くと、2006モデルまでとは明らかに異なる、よりアグレッシブなものに変更されており、歴代のYZF-R1を愛してきた方なら、きっと現車を見たとたんに惚れてしまうのではないでしょうか?
伝統の5バルブからモトGPで活躍するYZR-M1で得た最新技術をフィードバックされ生まれ変わった新生4バルブジェネシスエンジンは、低速からトルクが増し、フラットで乗りやすいパワー特性。まさに欲しい時に欲しいパワーが得られる、そんな特性です。通常排気量1,000ccで感じられるような、発進時や低回転からの十分なトルク感をさらに上回る、溢れんばかりのパワー感には驚かされます。また、最高出力は、ラム圧が効いた段階で190PSに限りなく近いパワーを発揮するとのこと。この様なパワー特性は、エンジンの4バルブ化に加えて、新たに採用されたヤマハ電子制御インテーク「YCC-I」と電子制御スロットル「YCC-T」という機能がやはり影響しているのではないでしょうか。また、インジェクションを搭載するバイクに有りがちなドンツキをほとんど感じることなく、すばらしい制御能力がうかがえます。さらに、以前は限定のSPモデルにしか採用されなかったスリッパークラッチが装備され、エンジンブレーキのショックも低減され、より安心してシフトダウンを行う事ができるようになりました。
新型の6POTラジアルマウントキャリパーも絶妙なブレーキング性能を発揮しました。この様な特性によりレーシーさが増しているにも関わらず、公道でもスムーズな運転操作ができると思います。
  

  

YZF-R1は、そのパワー特性、キレのある走りなどからハードな面を持っているバイクです。特にこのクラスのマシンは、あまりの高性能の為に敬遠してしまう人も多いですし、実際に扱えないと感じるユーザーの方がいる事も事実です。しかし、その一方で、過去に大型スポーツバイクを経験され、ある程度のライディングスキルを持った方には、とても魅力的に感じていただけるバイクです。また、大型バイク初心者の方でも、低速域でも1000ccの大トルクがありますから、街中でも無理をせずに安心して走りを楽しむ事ができます。それでもパワーに慣れるまで無理な走りは禁物ですよ!
この2008 YZF-R1も『スタイル』、『走り』どこを取っても満足していただけるマシンに仕上がっていると思います。また、YZF-R1に以前から興味があった方、また以前YZF-R1にお乗りの経験がある方には是非、乗っていただきたいマシンです。しかし、高速道路も含めて、公道でこのYZF-R1の性能を試す場面というのはなかなか厳しいところがあります。時にはサーキットに繰り出して、心ゆくまでYZF-R1の性能を味わってみるといった使い方をしていただければ、余計にR1に愛着を持っていただけますし、R1を好きになっていただけると思います。
今年も、国内に入るのは基本的に限定予約台数のみとなっています。2008モデル YZF-R1のご購入を検討されている方は、お早めにご連絡ください。皆様のご来店をお待ちしています。
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